Activity Detailed Report
活動報告・詳細
第9回 さいたま市鹿児島県人会 総会・懇親会
10月10日(月)に、浦和ワシントンホテルにて「第9回 さいたま市鹿児島県人会 総会・懇親会」を開催しました。いまだに新型コロナ感染症の収束が見えない社会的状況にあるため、安全策を施して会員のみでの開催とし、41名の参加となりました。
総会の開催に先立ちオープニングでは、恒例となった竹添みどりさんのバイオリン演奏で、みんなの気持ちが和みました。
開会の挨拶では、竹之内康一 理事長が「(総会の)規模は縮小しましたが、今年も開催できましたことに感謝申し上げます。来年は『燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会』(鹿児島国体)が開催されますが、その成功を祈念するとともに、思うに50年前の鹿児島国体と比べると(鹿児島では)最近、タクシー運転手さんのマナーが格段に改善されて、たいへん嬉しく思っています」とエピソードも交えながら鹿児島県人の"誇り"を語りました。
また、市議会の開催でご多忙にもかかわらず、清水勇人さいたま市長が駆けつけてくださり、「日頃より、鹿児島とさいたま市の"絆"の深さを感じており、安納芋チャリティ販売の売上金の寄附には深く感謝しています」との祝辞ををいただき、「昨今のさいたま市の人口増加は(さいたま市が)『住みたいまちランキング』の上位にあることの裏付けとなっていると思います」との近況も報告されました。
続いて、来賓の原口悟郎 関東鹿児島県人会連合会会長からは、この総会・懇親会の開催への祝辞とともに、竹之内理事長を代表とする「さいたま市鹿児島県人会」の、あらゆる鹿児島県人会への支援や協力に対する感謝の言葉をいただきました。
総会では、議事進行にあたって議長に西良純 副理事長が選出され、岩元定幸 幹事長からの、事業報告・活動実績・今期の活動計画などの議案報告があり、岩﨑和泉 監事が監査報告を行いました。最後の第5号議案で、新役員に推薦された齊田ゆう子さんが理事就任の承認を経て全議案が裁決されました。その後、竹之内理事長から現役員が紹介され「引き続き、この体制で活動させて戴きたい」との提起が、会場の拍手で承認されました。
閉会の挨拶では、新島次男 理事が、京都勤務時代の故・稲盛和夫氏とのサッカー応援に関してのエピソードを披露しました。
その後、休憩をはさんで、当NPO法人の理事でもある林家種平師匠の巧妙な司会で、懇親会の幕が開きました。
開会の挨拶では、平山徳廣 敬天愛人の会会長から、西郷隆盛公の、人を引き付ける力の証として、大分中津藩・増田宗太郎の「一日、西郷先生に接すれば、一日の愛生ず。三日、先生に接すれば、三日の愛生ず。親愛日に加わり、去るべくもあらず。今は善も悪も死生を共にせんのみ」という言葉の紹介がありました。
乾杯の挨拶では、大園博史 関東鹿児島県人会連合会副会長から「鹿児島県人と沖縄県人との"違い"は、鹿児島県人は一度関東に出てくると、将来、故郷に帰る県人は少ないが、沖縄県人は、ほとんどの人が故郷に帰る。住み易さが原因ですかね?」とのユニークなお話があり、力強く乾杯のご発声をいただきました。
引き続き、塩田康一 鹿児島県知事・横田捷宏 三州倶楽部会長・福留準一 埼玉県鹿児島県人会会長からの「お祝いメッセージ」を千野恵子 理事・綿引愛子 理事の二人が代読しました。
三反園訓 衆議院議員からの祝電披露のあとでは、わざわざ霧島市からお越しいただいた前田終止 前霧島市長からご挨拶を頂戴し、「10月9日に霧島市・南九州市で開催された"和牛のオリンピック"とも言われる『第12回 全国和牛能力共進会』において、鹿児島勢が非常に頑張りました!」との報告がありました。4つの部門で「日本一」の称号が与えられたとのことです。
その後、下園典子 理事からは関東鹿児島県人会連合会の活動PR、赤井田直幸 副幹事長からは「ふるさと納税」などのPRが行われ、アトラクションに移りました。
まずは、さいたま市出身のアコーディオンニスト・熊坂路得子(くまさか るつこ)さんが、会場後方から陽気に演奏しながら来場し舞台へ。林家種平師匠の軽妙なインタビューで会場が沸いた後、唱歌メドレーを演奏されました。そして引き続き、バイオリニスト・竹添みどりさんがクラシック音楽を演奏されました。そして初顔合わせのお二人がコラボして楽曲「花は咲く」「ふるさと」を披露してくれました。さらに(お二人ともに)初挑戦という「おはら節」を見事に演奏されると、会場からは踊り手まで飛び出して、心温まるひと時となりました。さらに、今回はじめて参加いただいた熊坂路得子さんは、綿引愛子 理事が勤めていた幼稚園での教え子だったということで、もうひと盛り上がりしました。
最後の「お楽しみ抽選会」では、清水源也 相談役がくじを引き、ご厚志で提供していただいた、高級芋焼酎・森伊蔵、レア芋焼酎・一どん、ワイン、高級メロン、種子島包丁・鋏、伊佐米などの数々の賞品が参加者全員に当たり、会場の皆さんは大喜びでした。
そして宴もたけなわの懇親会も、岩﨑監事の三本締めで無事に閉会となりました。
来年こそは、コロナを乗り越えて規模も拡大し、さらに充実した総会・懇親会になることを祈念するとともに、ご協力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。