毎年、浦和競馬場の新春競馬の開催時期に「安納芋 焼き芋チャリティー販売会」を行ってきましたが、昨年は新型コロナ感染症の拡大により残念ながら断念しました。しかし今年の11月以降には、その感染状況も静まってきたということもあり（当NPO法人の）理事会で「安納芋焼き芋チャリティー販売会」を開催することに決定し、準備に入りました。
しかしながら（本年の）正月明けから、再び新型コロナ（オミクロン株）の感染が増え始めたことから、竹之内康一理事長とも再三にわたって議論を重ね、浦和競馬とも相談してもらいました。
その結論として、「アウトドアでの活動であること」や「安全を優先し、マスク着用や消毒を徹底をすること」などを条件として開催できることとなり、1月17日～21日の5日間にわたって（浦和競馬場内に）ブースを設営してチャリティー販売会を開催する運びとなりました。
ただ、この状況下では、これまで出店していた他のブースは、重賞レースの「ニューイヤーカップ」が開催された1月19日のみ出店することにされたようでした。場内は少し寂しい景色にはなりましたが、当NPO法人では「チャリティー販売会の売上金は、全額をさいたま市社会福祉協議会へ寄付する」という目的もあり、寒いなか早朝から夕方まで、みんなで頑張って販売を行いました。

開催期間中は、競馬場を訪れるお客様は例年よりも減っていたように感じましたが、当NPO法人の趣旨をご理解いただいた数多くの方々にブースに立ち寄っていただき、甘くておいしい安納芋の焼き芋を買っていただきました。また、今年は（安納芋の）生芋の販売も行いましたが、「家で調理するので、まとめて買いましょう！」と買ってくださったお客様もいらして、おかげさまで例年並みの売り上げ（総額：283,800円）を達成することができました。
会期の後半には新型コロナ感染者の急増が発表されて少し緊張感が走りましたが、当会のチャリティー販売会の目的をご理解いただく皆様に支えられて、予定通り5日間、無事、開催することができました。

ご協力いただきました浦和競馬の皆様、そして何より積極的に（焼き芋や生芋を）買っていただきました皆様に感謝申し上げるとともに、皆様のお気持ちも一緒に（売上金の全額を）さいたま市社会福祉協議会へお届けいたします。
来年こそは、安心して楽しく開催できることを願っています。