Activity Detailed Report
活動報告・詳細
さいたま市鹿児島県人会セミナー「偉人・西郷隆盛」
[演 題]「偉人・西郷隆盛」
[開催日]2015年11月21日(土)18:30~20:00
[会 場]浦和コミュニティセンター 会議室(浦和パルコ・コムナーレ10階)
[講 師]内 弘志氏(敬天愛人フォーラム21・代表世話人)
平成27年11月21日(土)、浦和コミュニケーションセンターにて「さいたま市鹿児島県人会セミナー」を開催しました。
多くの日本人に愛されている薩摩の偉人・西郷隆盛の精神を学ぼうという趣旨で、長く西郷どんを研究されている(敬天愛人フォーラム21)の代表世話人・内 弘志先生を講師に招いて、30名ほどの皆様にご参加いただきました。今回のセミナーには、鹿児島県出身者をはじめ、東京・群馬・宮城の出身の方々、浦和競馬場の関係の方々など、多方面からもお集まりいただき、たいへん意義のあるセミナーでした。
まずはじめに、内先生から、西郷隆盛を学ぶ上では「西郷南洲翁遺訓」や「敬天愛人の教え」を何回も読み込むことが大事ということで、参加者全員で「敬天愛人の教え」声に出して読み上げました。続いて、三島由紀夫が割腹自殺する前に、西郷どんの銅像に向かって対話したという話や、(西郷どんが)菊池源吾と名を代えて奄美大島で暮らした時の島民との触れ合いの様子などをお話しいただきました。また、明治維新前後の西郷どんは、難しい局面を迎え、その対応には常に大きな心で臨んでいたこと、徳富蘆花や犬養毅の西郷どんへの評価の変化などを、面白いエピソードを交えて解説していただきました。なかでも「敬天愛人の心は、凡人の道である」との言葉は非常に印象的で、私たちが、日常生活の中で考えなければならない"基本"を改めて教えていただきました。
セミナー終了後の懇親会では、「チェストイケー、オー!!」という掛け声・乾杯で始まり、大いに語っていただき、とても熱い交流が図れました。
今後も、鹿児島出身者と、さいたま市民の皆様との交流が深まる企画を、積極的に実施してまいります。