Activity Detailed Report
活動報告・詳細
種子島ツアーレポート
種子島ツアーでPASSIONATEな南国を満喫してきました!
[開催日]2017年7月15日(土)~ 17日(月・祝)
[旅 程]7月15日(土) 1日目:いよいよ種子島上陸!
羽田空港・出発 ~ 鹿児島空港 ~ 種子島空港 ~ 種子島開発総合センター鉄砲館 ~
喜志鹿崎灯台 ~ ヘゴ自生群落 ~ ホテルニュー種子島・懇親会
7月16日(日) 2日目:種子島を観る・獲る・食す!
ホテルニュー種子島・朝食 ~
[ゴルフ組]コスモリゾート・種子島ゴルフリゾート ~ 島のタカラ ~
[磯遊び組]島のタカラ ~ 魚釣り ~ 島のタカラ ~
[観 光 組 ]島のタカラ ~ ひかり果樹園 ~ 門倉岬 ~ 種子島いわさきホテル ~ 島のタカラ ~
地引網体験 ~ 島のタカラ・大バーべキュー大会 ~ ゲストハウス こうわ
7月17日(月) 3日目:まだまだ種子島三昧!そして帰途に。
ゲストハウス こうわ ~ 島のタカラ・昼食 ~ 千座の岩屋 ~ 広田遺跡ミュージアム ~
JAXA 種子島宇宙センター ~ レストラン サンポスト・昼食 ~ 田畑刃物製作所 ~
落花生の中村屋 ~ 日昇製糖工場 ~ 西田農産 ~ 種子島・西之表港 ~ 鹿児島本港 ~
鹿児島空港 ~ 羽田空港
7月15日(土)より、2泊3日の行程で、さいたま市鹿児島県人会主催「種子島ツアー」を開催しました。
東京からは9名で出発、鹿児島で2名が合流、そして現地では、岐阜などから参加された森勝幸理事の友人が合流。さらに地元の皆さんも合流して楽しく情熱的なツアーが開催できました。
《NEW》今回参加してくれたK・Aくんから、感想文とともに、ご自身撮影の写真の投稿がありましたので、原文のまま紹介します。
※右の画像をクリックすると拡大サイズでご覧いただけます。
470余年前にポルトガル人によって日本に鉄砲が伝えられた種子島、100余年前にはイギリスのドラルタン号が漂着したと言う。いづれの時も、手厚いおもてなしがなされたと印されてありました。
昨年の関東鹿児島県人会の旅行に続き2回目でしたが、細長い島に観る所が多いことに驚きました。
今回は、種子島出身の竹之内康一理事長の自らの運転で、あれもこれも目に入れたいという気持ちが伝わってきて、真夏の暑さに優る気持を感じた旅でした。そして、島の方々のおもてなしの心に感謝して、モラルの高さに感動でした。
三句、感じたままです。
(N・S)
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1日目:いよいよ種子島上陸!
初日(7月15日)は、10:30に羽田空港集合。鹿児島で種子島行きの飛行機に乗り換え、14時30分に待望の種子島に到着! さっそく西之表市の「種子島開発総合センター・鉄砲館」を訪問しました。ここでは種子島の自然・地理・歴史・民俗などを学びました。そこで感じたのは、1543年にポルトガル船が漂着した際に、わずか2挺の鉄砲に大金をはたいて購入し、やがてそれを契機に鉄砲の製造技術を確立して日本の戦術を大きく変えた歴史の重さでした。砂鉄が取れる場所そして絶えること無き技術改革など、日本人の持つ勤勉さが合致して歴史を変えて行ったのだろうと思いました。
次に、種子島最北端の「喜志鹿崎灯台」から青い海を挟んで、馬毛島や大隅半島を展望しました。そして原生林の中の「ヘゴ自生群落」へ。木漏れ日のなかで見る原始的な風景に感動し、心が洗われた気がしました。
1日目は、鉄砲館・喜志鹿崎灯台・ヘゴ自生群落に行きました! ヘゴ群落は、お勧め観光スポットです。
ドライブスルーも良いですが、少し歩くのも気持ちが良いものです。(Y・A)
羽田空港・発 ~ 鹿児島空港 ~ 種子島空港・着
はじめての種子島上陸! 上空からエメラルドグリーンに煌めく海と、島の豊かな緑が見えてきて、期待が膨らみます。タラップを降りた時に優しく吹いた温かい風が、これからの島の物語との出会いに心踊りました。
さあ、冒険の始まりです。(K・K)
種子島開発総合センター鉄砲館
ここは旅の最初に訪れて正解。 鉄砲の歴史だけにとどまりません。先人の知恵や技術に脱帽し、また、何百万年、何千万年もかけて隆起や侵食を繰り返し創造された島の大自然の歴史に浪漫を感じました。
この後のドライブが、俄然、楽しくなります。壮大な景観に出会うたびに、大自然の成した芸術ともいえる物語を感じる旅になりました。(K・K)
喜志鹿崎灯台 ~ ヘゴ自生群落
車で、どこを走っても緑や碧に囲まれ、すでに自然の恵みに心洗われていたところに、このインパクト!「ヘゴ自生群落」に踏み入ると、そこはもう別世界。まるで宮崎駿の物語に紛れ込んだようでした。ここでみんなとはぐれたら、違う次元にタイムスリップしてしまいそうなヘゴ自生群落でした。(K・K)
ホテルニュー種子島・着
銀海亭・鶴の間にて懇親会
初日の宿泊先は「ホテルニュー種子島」。懇親会のお料理は「鮮魚づくし」で、美味しさもボリュームも満天! なかでも、種子島名産のあごの一夜干し(トビウオ)と、地元でしか手に入らない焼酎の味は最高でした!! (S・I)
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2日目:種子島を観る・獲る・食す!
2日目は、15:00までは「ゴルフ組」、「磯遊び組」、「観光組」、「釣り組」に分かれて、それぞれ自由な時間を過ごしました。
ゴルフ組(岩元幹事長と友人の浅見さん)は、種子島で唯一のチャンピオンコース「コスモリゾート・種子島ゴルフリゾート」の雄大な景色のなかでゴルフを満喫。
磯遊び組は、赤井田理事兄弟と子供さん、さらに原口さんが「魚釣り」に挑戦。結果は?…「暑かったけれど、面白かった!」は言い訳?
観光組は、地元出身の竹之内理事長自らが運転手&観光ガイドとなって、種子島のニッチな観光スポットを、気ままにのんびりと訪れました。
また、岐阜からこられた皆さんは、漁船を借りて馬毛島近くで本格的な釣りに挑戦。結構な数の魚を釣り上げられたようで、とても楽しかったとのことでした。
その後、全員が15:00に、森理事が経営するカニの養殖場・バナナ農園などがある「島のタカラ」に集合。近くの漁師さんのご協力を得て「地引網」を体験しました。美しい入り江に、70メートルほど沖まで網を張り巡らし、近所の皆さんにも手伝っていただき、みんなで力を合わせて網を引きました。初体験の人も多く、子供の時分に戻った感じで、みんな大はしゃぎでした。その網には、なんとウミガメもかかって、さらに大興奮! もちろん「元気に暮らしてね」と海に戻してあげました。
魚釣り組の収穫と地引網で獲れた魚を材料に、夕方から島のタカラの庭で「大バーべキュー大会」も最高でした。獲れたての海の食材は、都会では味わえないありがたさを感じました。日が沈むと、今度は満天の星空を見ながら、杯が進んだのは言うまでもありませんが…。
ホテルニュー種子島・朝食
ホテルニュー種子島は、西之表港のすぐ近く。海を見ながらの宿泊と、朝の煌めく光の中での朝食は素敵でした。(S・I)
ゴルフ組:種子島ゴルフリゾート
地元のゴルフの名手・宮園さんと中野さんと一緒に、楽しくそして実力の差を見せつけられました。
地元の方々と交流できて、とても嬉しかったです!(S・I)
磯遊び組:魚釣り
2日目は、堤防釣り。数回しか経験がないので、当然の如く"ボウズ"。透き通った海なので、魚が見えてはいるけど釣れません。現地の人に「引き潮だからしょうがないよ~」と言われました。
もっと腕を磨かなければ。(Y・A)
観光組:島のタカラ ~ ひかり果樹園 ~ 門倉岬 ~
種子島いわさきホテル
地元出身の竹之内理事長の運転&観光ガイドで、通常の観光スポットはもちろん、それとは違ったニッチな場所にも案内してもらい、同乗者一同、島の隅々まで見ることができて、とっても感動でした!(S・I)
地引網体験
初体験の地引網は、綱引きの要領で、みんなで左右から網を手繰り寄せるんですが、まぁ暑いので大変でした。採れたのは魚だけでなく、鮫、フグ、そしてウミガメまで! 食べられないこの子たちは、きちんと海に帰してあげました。(N・A)
島のタカラ・大バーべキュー大会
島のタカラでは、バーベキューを用意してもらいました。朝から船で釣りに出てくれた人たちの釣果や、陸上養殖を試みているノコギリガザミというカニやトコブシ(現地ではナガラメ)、そして肉。デザートはマンゴーと、なんと豪華な食事でしょうか。現地の人とも交流して、とても楽しい一夜でした。(N・A)
獲れたて食材が食べきれないほど並び、地元の方々との触れ合いに心が和みました。
陽が落ちると、満点の星空! 何百万年もかけて作られた地の自然を堪能した後に、何万光年も前の光を届ける幻想的な星の集団に出会う。しばし寝転んで空を眺めていると「あ、流れ星」。願い事をして癒された2日目の締めくくりでした。(K・K)
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3日目:まだまだ種子島三昧!そして帰途に。
最終日。まずは南種子の名所「千座(ちくら)の岩屋」を見学。ここは種子島最大級の海蝕洞窟で、それを抜けると…その先は雄大で美しい海! 子供のころの探検隊みたいな気分になりました。次に訪れたのは「広田遺跡」。ここは弥生時代から古墳時代の集団墓地として国の史跡で、出土品は国の重要文化財として指定されています。 そしてその後は、いよいよ待ちに待った「種子島宇宙センター」の訪問。期待以上の美しさと楽しさでした!
種子島宇宙センターを出てからの午後は「地元の産業を見学してみよう」ということになり、まずは鹿児島県指定の伝統工芸である鋏(はさみ)や包丁を製造している「田畑刃物製作所」を見学。ここでの製造技術は、鉄砲伝来と同じ時代に、中国の鋏鍛冶によって伝えられたと言われています。それ以来、匠の技術がしっかり引き継がれているということは大変なことです!
その後、塩ゆで落花生を製造・販売してる「落花生の中村屋」を見学した後、黒糖を製造している「日昇製糖工場」を見学。社長の中村健次さんはこの仕事45年のベテランで、鹿児島県黒糖協議会の会長でもあります。
最後に訪問した「西田農産業」では、サツマイモの(お菓子用のペーストなどへの)加工用に選別されたイモを焼き芋にする工程を見せていただきました。ここでは、石造りの釜(長さ約10メートル)のなかを(炭火で)120度くらいの熱を加えて、2時間ぐらいで焼きあげるそうです。
3日目は、お土産店を中心に回りました。いろいろ回ったので、東京に着いたのは22時20分! 何とか終電には間に合いましたが、家に着いた時には日付が変わっていたので、2泊4日の旅となりました(笑)(Y・A)
ゲストハウス・発 ~ 島のタカラで昼食
ドローン飛行操縦披露
2日目の宿泊地は、地元のゲストハウス「こうわ」で、とても快適でした。宿舎の隣に造られていた温室には、パッションフルーツが一杯生っていました。さすが南国です!(S・I)
島のタカラで、持参したドローンを飛ばさせていただき楽しみました。種子島は、ドローン撮影者にとって魅力的な土地です。パノラマに広がる海や、不思議な形状の神秘的な海岸の断層など…。
「また、ドローン撮影に訪れたい」と、次なる種子島再訪の計画に胸を膨らませました。(K・K)
千座の岩屋
自然にできたとは思えないような洞窟のような場所。千人も座れるくらい広いということから名づけられたようですが「海賊のアジトって、こんな風だよね」って感じの秘密基地感がある場所です。少年の心を持ってれば、絶対興奮すると思いますよ。(N・A)
広田遺跡ミュージアム
広田遺跡ミュージアムでは、館内のガイドさんの「双性の力を持つシャーマン(巫女)が、女優の仲間由紀恵さんに似ていた」との話に、みんな盛り上がりました。(S・I)
JAXA 種子島宇宙センター ~ 中種子町のレストランで昼食
世界一美しいと言われるロケット基地は、さすがに広大で、とても美しい景色のなかにありました。
ロケットや人工衛星などの実物大の展示は、一見の価値ありです!(S・I)
田畑刃物製作所
すべてを2名の職人さんで手作りしているということで、注文に追い付かないということですが、私たちもせっかくの機会ということで、鋏や包丁を購入させていただきました。(S・I)
やっぱり種子島と言えば、種鋏! 魚を捌くどころか、料理自体しませんが、出刃包丁を購入しました。
料理好きな人には喉から手が出る品物だと思います。(Y・A)
落花生の中村屋
この冷凍落花生が、ものすごく癖になる美味しさ。本当に、目の前にあるだけ食べちゃう。(N・A)
落花生の選別・洗浄・茹で・選別・包装のすべてが社員の皆さん手作業でした。ふだん何気なく食べている茹で落花生ですが、今後は味わいながら食べたいと思います!(S・I)
日昇製糖工場
「黒糖が、黒い色になるのはなぜか?」という素朴な質問をぶつけてみましたが、「サトウキビの色と土地の影響で、微妙に色が変わる。着色するわけではない」との回答…自然の神秘を教えていただきました。(S・I)
西田農産
窯から出たばかりの焼き芋を試食させていただきました。やはり、できたてのうまさは格別でした!!(S・I)
種子島西之表港・発 ~ 鹿児島本港 ~ 鹿児島空港で夕食 ~ 羽田空港・着
二泊三日が、あっという間に過ぎました。子供も、とても楽しかったみたいです。
次は屋久島登山したいなぁ…。(N・A)
今回の2泊3日の旅は、地元の方々との触れ合い、美しい自然、豊富な食材、そして古い歴史と最先端の宇宙技術のあるこの島を堪能でき、参加者みんなが大満足の旅になりました!